karen in Paris 5

今日はパリ郊外へ。
印象派画家・モネの生家があるGivernyという村。
パリからは電車とバスを乗り継いで行きます。

まずは電車に乗ること約45分で到着したのはVernonという駅。
そこからはバスで村まで15分。

到着すると、なんとものどかな田園風景が広がっていました。
トウモロコシ畑がずーっと。
そよそよと葉が風に揺られる景色にうっとり。
トウモロコシって蒸すと美味しいんだよねー(笑)

モネの生家は村の真ん中あたりにあります。
彼自身がつくったという庭には、色とりどりの花々。
いい季節に行きました。夏の花と秋の花が咲き乱れる美しい光景。

そしてその奥には、
モネの絵によく出てくるモチーフ、蓮池がありました。
彼は日本画をこよなく愛した人。
柳や竹林、蓮‥まるで日本にいるかと思うようなつくりのお庭でした。
ここからあの名作が生まれたのかという感動。
もう一度オランジュリー美術館に行きたくなります。

とても美しい庭でした。
こんな景色を見ながら創作活動に打ち込んでいたのですね。
これから彼の絵を見る時に、この風景を思い浮かべられることが嬉しい。

そして、同じ村にある印象派美術館には、
なんと偶然にも日本画家・平松礼二さんの「モネへのオマージュ」という展示が。
平松礼二さん:http://www.reiji-hiramatsu.com

これが日本画?
モネの絵に影響を受けたという絵は、日本画とも洋画とも違う独特の世界観。
クリムトの絵にもどこか似ている気がします。
こうして、パリにいて日本を眺めるって、何か不思議。
きっと日本で観るのとは全然違うのだろうな。
帰ったら平松さんの絵をあらためて観てみたいと思います。

村のはずれまで歩いたら、素敵な素敵な景色にも出会えました。
これは小さな写真ではお伝えしづらいので、別の機会に。

ああ、ほんとうにパリって、フランスって素敵。
昔では味わえなかった素敵さに魅了される旅です。

コメント / トラックバック2件

  1. とっこ より:

    フランスの蓮池、これがモネの・・・とは歴史とともに、生き証人のように、ここで沢山のフランスの変化を、ここは変わらずに見てきた・・みたいな景色なんだろうな!
    日本の蓮池とは違うこの情緒感って、凄い!と思いました。

  2. karen より:

    とっこさん。

    ここ、すっっごく素敵でした。おすすめです!
    日本を真似てつくった蓮池だそうですが、やはりヨーロッパの味わい。モネの味わい。ぜひ訪れていただきたいです。

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